コスモス23号

コスモス23号
所属 ソビエト連邦
国際標識番号 1963-050A
カタログ番号 00707
状態 運用終了
目的 気象衛星の技術試験
打上げ機 コスモス
打上げ日時 1963年12月13日
消滅日時 1964年3月27日
物理的特長
本体寸法 直径1.2 m 長さ1.8 m
質量 347 kg
姿勢制御方式 3軸姿勢制御
軌道要素
周回対象 地球
軌道 低軌道
近点高度 (hp) 241 km
遠点高度 (ha) 540 km
軌道傾斜角 (i) 48.98
軌道周期 (P) 92.3分
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コスモス23号ロシア語: Космос-23、ラテン文字表記例: Kosmos 23, Cosmos 23)とは、1963年ソビエト連邦が打上げた人工衛星である。気象衛星開発のために打上げられた試験機で、同じ目的の衛星としてコスモス14号に続く2機目であった。

概要

コスモス23号は1963年12月13日にカプースチン・ヤールよりコスモスロケットで打上げられた。この衛星はコスモス14号(同年4月打上げ)同様に3軸姿勢制御太陽電池などのシステムをテストした。また、ソ連の衛星として初めて、地球の夜間の雲を赤外線で撮影したと言われている[1]

コスモス23号は打上げ105日後の1964年3月27日大気圏へ再突入した[1]

コスモス14・23号はソ連における気象衛星最初の段階として運用された。次段階の試験機はコスモス122号で、その後にメテオールシリーズ気象衛星として実用化された。

出典

  1. ^ a b “Cosmos 23”. NASA NSSDC. 2012年10月17日閲覧。

関連項目